ひさじさんの相棒ペン決定戦

1.はじめに

Hisaji_です。

この世界には数多のペンが存在し、それぞれ特徴を持つとともに、一人一人に適合するペンは異なるものです。

そこで、自室のデスクに残置されていたペンで「書き比べ」をし、これらについて分析していくことで自分の相棒ペンとなる一本を決定します。

よって、このレビュー(?)は完全に個人の主観に基づくものであり、ただの好みです。私に選ばれなかったといって、そのペンが悪いというわけではなく、私に適合しなかっただけです。


2.評価

(1)エントリーするペン

①PILOT デスクペン DPN-70
②三菱鉛筆 パワータンク スタンダード 0.7mm
③三菱鉛筆 ジェットストリーム スタンダード 0.7mm
④ZEBRA サラサドライ0.4
⑤スマートバリュー H018J
⑥ZEBRA サラサクリップ0.5 (OEM品)
⑦箔一 蒔絵ボールペン 扇面(金)
⑧TESLAKITE 3Dフロートペン


(2)書いてみる

※目の前にあった「債権各論」の教科書が青いため、こう書いた。


(3)分析

①PILOT デスクペン DPN-70

安価なプラチナ万年筆。軽い力で安定した書き味。速記に優れている。万年筆の為、汚れてしまったり、長期間使用しないとインクが固まってしまったりするため注意が必要である。


②三菱鉛筆 パワータンク スタンダード 0.7mm

ノックが「ああっ!押してるぅ!」という感じでよい。筆圧強めなので、グリップが固いのもよい。
また、インクの書き味も固め。


③三菱鉛筆 ジェットストリーム スタンダード 0.7mm

最近よく見る、なめらかな書き味が特徴。なめらかすぎて滑りすぎてしまうことがあるため、慣れが必要。


④ZEBRA サラサドライ0.4

ゲルインクボールペン。軽い力で濃く書けるが、筆圧が強いと書き始めが太くなってしまうため、注意が必要。


⑤スマートバリュー H018J

グリップが「持ち方ペン」みたく三角形であり、適度な力で持てる。インクの濃さも十分であり、書き味もちょうどいい。若干ペン先が乾きやすいか。


⑥ZEBRA サラサクリップ0.5 (OEM品)

シンプルなデザイン。④と同じシリーズであるが、インクが異なっているように見え、こちらのほうが黒が強い。その他の特徴は④とだいたい同じである。


⑦箔一 蒔絵ボールペン 扇面(金)

金沢箔の貼られたリッチなボールペン。このなかで最も単価が高い。デザイン的な見た目が凝られており、上品である。書き味は少し滑りやすく、また太めであるから、大きめの字を書くのに優れている。


⑧TESLAKITE 3Dフロートペン

核P-MODELライブ「回=回」のライブグッズ。ハリコンとビーズが入っていて見た目が楽しい。書き味などは⑦と似ている。


3.結果発表

どれもそれぞれ自分にとっての長所/短所があり、相棒ペンを一つに決めることは困難でした。しかし、「持ちやすさ」「書き味の良さ」「インクの色・質」等の要素を評価し、


相棒ペンは「⑤スマートバリュー H018J」となりました!

若干ペン先が乾きやすい(?)という点があるものの、直ぐに回復するため、問題はありません。

しかも、名称「H018J」が「18JJ」を彷彿とさせ、なんか親近感があります(不必要な記述)。

残念ながら、公式サイトによれば、販売中止の予定があるようです。Amazonでは現在在庫が豊富にあり、購入することは可能です。

ということで、早速10本入りパックを購入しました。10本入りで529円と、とてもお買い得です。

書道ペン字クラブでは新規部員にボールペンを一本お渡ししていますが、これを新規向けボールペンシリーズとして追加したいと思います。


ペンが変われば字の書きやすさ、字そのものが変わると考えています。皆さんも適合する相棒ペンを決めてみてはいかがでしょうか。


[Hisaji_]





Hisaji_

南山大学書道ペン字クラブ主幹(2018~2020年)、法学部法律学科所属

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